夜勤の仕事の実態について

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夜勤の回数は月4~5回程度としている施設が多いように見受けられます。勤務時間は10時間の程度のようですが、グループホームや有料老人ホーム、特別養護老人ホームなどさまざまな形態があるので、各施設によって時間や回数は前後します。
介護夜勤における仕事内容には、食事の準備や服薬の準備、排せつの処理や着替えなどの就寝の準備があります。内容そのものは日勤の仕事とさほど変わりはないでしょう。翌日の準備に代表される、日勤への仕事の引継ぎが加わるくらいです。また、日勤にも通じる内容ですが、勤務時間は長く、休憩時間が短い場合があるようです。休憩時間というよりは、待機時間と言う方が正しいかもしれません。施設によっては仮眠の時間などを設けている所もあるようです。体調を考えれば休憩は大事ですが、介護の仕事はいつ何が起こるか分からない仕事現場でもあります。何か起きても、即座に対応できる環境を整えておくことが大切です。
手当の面では、当然夜勤手当が付くことになります。基本的には3000円~10000円程度の所が多いようですが、これも施設によって異なるようです。夜勤専従という働き方もあり、夜働くことは給与を考えるとメリットが多いと言えます。また、利用者の要介護度によって、仕事量の変動がみられるので、休憩時間を長く設定している施設もあるようです。通常の業務では希望給与に届かないと感じる方には、選択の余地がある仕事と言えます。